ジョブ
Kyocera Robotic Services に於ける「ジョブ」はロボットに作業を指示する際に用いられる「作業指示書」にあたるデータです。
ジョブにはユーザージョブとシステムジョブの 2 種類が存在します。いずれのジョブもジョブオーダーアプリなどの各種インターフェースを通じて、ロボットにオーダー(作業指示)することができます。
ユーザージョブ
ロボットにお客様のご要件に応じた作業を指示するために利用します。例えば、ピックアンドプレイス・アクションをお客様の環境に合わせた設定で実行するジョブはユーザージョブにあたります。
各テナントのユーザージョブはお客様からのご依頼に応じて京セラで作成と管理を行います。ユーザージョブは主にお客様が利用します。
システムジョブ
AI コントローラを含むロボットシステムのメンテナンス作業を指示するために利用します。例えば、カメラキャリブレーション・アクションをお客様の環境に合わせた設定で実行するジョブはシステムジョブにあたります。
各テナントのシステムジョブは京セラで運用上の必要に応じて作成と管理を行います。システムジョブはお客様と京セラの双方で利用します。
グループ(オプション)
ジョブはいずれかのグループに所属することができます。グループは特定のジョブを特定のユーザーアカウントで運用する場合にご活用いただけます。詳しくはグループのページをご参照ください。
オーダー対象ロボット(オプション)
ジョブにはオーダー対象ロボットを設定することができます。オーダー対象ロボットが設定されたジョブは、該当するロボット以外にはオーダーすることができません。
ジョブの内容によって、ロボットが必要とするハードウェア構成やソフトウェア構成が決まります。特に複数台をご利用の環境では、ジョブに対してオーダー可能なロボットが限定される場合があります。京セラにてジョブを追加する際に、必要に応じて京セラでオーダー対象ロボットを設定させていただきます。
タグ(オプション)
ジョブは、いずれか、または、複数のタグを設定することができます。タグは複数のジョブを運用する場合の識別や分類などにご活用いただけます。
オペレーションガイド
以下のページをご参照ください。